今日のブログは2つのブログの続きなので、ぜひ一読頂ければ幸いです♪→前前回のブログ「何をやっても乾燥肌が改善しない理由」
→前回のブログ「ちょっと専門的に乾燥肌について書きました。」
さて、今回は「バリア機能を高めて乾燥肌を改善する」ためのブログを書きたいと思います!!
前回、バリア機能の低下が乾燥肌を作っていると書いたのですが
このバリア機能を高めるということは「角質層」の角質細胞と角質細胞の間にある
特に「角質細胞間脂質」という存在を理解しなくてはいけません。
角質細胞間脂質は主にセラミドという成分から成り立っているんですが
このセラミドは水溶性と油溶性が一緒になっている特殊な成分なんです。
ちょっと話はそれますが、よく
「肌に油分のものを塗ると自分の油が出てこなくなるので、油のものは使わない方がいい!!」と
うん十年前に流行りましたよね(笑)
まさか!!と思いますが、いまだにそのことを言っている人はいないですよね?!
皮膚構造がここ数十年で大きく解明されてきているので、「油分は〜っ」ていうのはもう20年以上も前の話。
ちょっと専門的な話になりますが
この、角質間細胞脂質の主にセラミドは油分と水分から出来ていて、セラミド構成成分の中でもリノール酸という成分は
自ら作り出すことが出来ない油性成分の一つ。リノール酸の割合は15%とも言われています!!
歳をとるごとに、このリノール酸は失っていくばかり=肌のバリア機能は衰えていくばかり…
難しいことは置いておいて(笑)
皮膚構造からいくと、乾燥肌を改善するためには「セラミド」と「リノール酸」は外せない化粧品成分だってことなのです!!
前回、角質細胞がレンガで角質細胞間脂質はセメントみたいな役割をしているとお話しました。
このセメントがしっかりとしていないと、体内の水分の蒸発や保湿機能を保つことは出来ないのです…
皆さん、保湿=水分と思っている人が多いと思いますが、そうではないのです!!
保湿はセラミド&リノール酸という油性分が必要なんです!!
ローションをたっぷりと思っている皆様、まずは化粧品の選び方、使い方を変えていきましょうね!!
アーユルボワンでは正しい皮膚理論をもとにお客さまに合った化粧品の提案をしています。
何をやっても乾燥肌が改善されないと…という方は一度ご相談ください!!